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介護のお仕事お役立ちコラム

神戸女子大学での特別授業!介護におけるICT体験

Neos+Care 最新情報

2024年12月6日、神戸女子大学ポートアイランドキャンパスにて、社会福祉学科2回生17名を対象に、介護用見守りシステム「ネオスケア」を活用した特別授業を開催いたしました。本授業は、津田理恵子教授のご依頼により、3年連続3回目の開催です。今回は特に、ネオスケアの実機を用いた”体験型の授業”に力を入れて実施しました。

今回の授業では、以下の3点を重点的に学びました。

  1. 人とテクノロジーの共存
    介護テクノロジーは人間の能力を拡張し、より安全で質の高い介護を提供するためのツールです。ネオスケアと連携することで、転倒事故を半減させ、介護の質を向上させることができます。
  1. テクノロジーのリスクと可能性
    介護テクノロジーは万能ではなく、機械の誤動作や設定ミスが発生する可能性があります。常に人による確認と適切な運用が必要です。
  1. 運用ルールの重要性
    介護テクノロジーを効果的に活用するためには、適切な運用ルールが不可欠です。グループワークを通じて、学生たちは運用ルールを考え、チームワークの重要性を学びました。

授業では、「ネオスケア脱出ゲーム」が実施され、学生たちは見守りシステムの仕組みを体験しました。また、グループワークでは、学生が実習先での経験を活かし、複数の利用者が同時に離床しようとした場合には「ネオスケアとインカムを併用することで転倒事故を防ぐ」という運用ルールを考案しました。これらの活動を通じて、学生たちは介護の現場で直面する様々な問題に対し、テクノロジーを活用した解決策を考え、提案する力を養いました。

津田先生は、「この3年間で兵庫県における見守りシステムの導入が急速に進んでおり、学生たちの多くが実習先で見守りシステムに触れる機会が増えています。教育の現場においても、最新の介護テクノロジーに関する教育が不可欠です」と述べられました。

今回の授業では、学生たちが積極的にアイデアを出し、グループで協力して課題解決に取り組む姿が見られました。これは、今後の介護現場で活躍する学生たちにとって、非常に貴重な経験となったと感じています。

今回の特別授業は、単にネオスケアの使い方を学ぶだけではなく、学生たちが未来の社会福祉を担う一員として、テクノロジーと人との共存について深く考えるきっかけとなりました。ネオスケアは単なる見守りシステムではなく、介護の質を向上させ、より良い社会の実現に貢献するツールです。

ノーリツプレシジョン株式会社は、今後も神戸女子大学をはじめとする教育機関と連携し、次世代の介護を担う人材育成に貢献してまいります。

神戸女子大学 社会福祉学科

学校法人 行吉学園
神戸女子大学 社会福祉学科
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