「Neos+Care」「ケア樹」のデータ連携
Neos+Care 最新情報
見守りシステムと介護記録システムをデータ連携すると、どのようなメリットがあるのか、また注意すべき点等について、ネオスケアとケア樹をご利用の特別養護老人ホーム聖明園寿荘様の事例を交えてご紹介いたします。
データ連携の概要
「ネオスケア」と「ケア樹」をデータ連携すると、「ネオスケア」の動作検知が自動的にケア樹にデータ連携されます。転送されたデータは、「ケア樹」の介護記録として、アラームの内容と時間が自動記録されます。
データ連携利用施設の声【特別養護老人ホーム聖明園寿荘様】
「ネオスケア」と「ケア樹」の両方をご利用中の、特別養護老人ホーム聖明園寿荘様に、データ連携して良かったことを2点上げていただきました。
① 夜間に寝る事ができず、何度もベッドから離れようとするご利用者様がおられるのですが、寝付けないためケアワーカー室前で一緒に過ごすことがよくあります。起き上がり頻回が起き始めた時間から、ケアワーカー室前で一緒に過ごすまでのご利用者様の行動の時刻を介護記録に入力していました。ネオスケアとケア樹がデータ連携された今は、ご利用者様の行動が自動に入力されているので、ケア記録には「記録記載にあるように検知頻回にて」との文言一言で済み、記録時間短縮になりました。
② 出勤時、担当居室や、不穏だったとの報告を受けたご利用者様の介護記録明細を見ると、どの程度検知があったのか、何時ごろに集中しているのかが一目でみれるので、夜間不眠などの状態を把握しやすくなりました。
見守りシステムと介護記録システムのデータ連携の基本的なメリットをまとめると、次の二つに集約できます。
- 対象者の行動が自動的に記録されるため、介護記録への入力作業が楽になる
- 行動の詳細記録が残るため、状況の詳細を把握することができる
データ連携の流れ
「ネオスケア」が見守り対象者の起き上がりを検知すると、直ちに介護スタッフの携帯するスマホに通知が届きます。同時に、「ネオスケア」の検知データは自動的に「ケア樹」に転送されます。同時に、ネオスケアの検知データは自動的に、ケア樹に転送されます。
ケア樹のインターフェイスから見守り対象者を選択し、介護記録明細をタップします。
介護記録明細に書き込まれた、ネオスケアの検知データが確認できます。
夜間の人員体制が手薄な時間帯においては、記録が自動的に行われることでメモが不要となる為、転記ミス・書き忘れという心理的な負担を軽減することができます。
データ連携を活用するポイント
便利な見守りシステムと介護記録システムの連携ですが、上手く活用するポイントをご紹介いたします。
見守りシステムは見守りが必要な人に使用します。そして、見守り対象者のかたの健康状態に合わせた検知項目を選択します。不必要な人や、不必要な検知項目を選択すると、介護記録明細が不要な検知項目にあふれてしまいます。
「ネオスケア」と「ケア樹」のデータ連携に必要なこと
「ネオスケア」には、オンプレサーバモデルと、サーバレスモデルがありますが、データ連携ができるのは、オンプレサーバーモデルです。また、オプションのデータ連携ソフトウェアが必要です。
「ケア樹」については、グッドツリー社に申請が必要です。また、ご使用の「ケア樹」のサービスによって費用が異なりますので、販売店までお問い合わせください